サボり癖をなおしたい人へ。サボり癖の原因となおす方法を解説

アウトプット

やらなきゃいけないのにサボってしまう。

やると決めたのにサボってしまう。

サボり癖が原因で仕事で怒られたり、いつまで経っても目標が達成できない。

そんな悩みを抱えている人へサボり癖が原因で何年も堂々巡りをしてきた体験談も踏まえて、サボり癖を改善する方法を解説していきます。

「サボり癖がなおればもっと仕事で評価される!」

「サボり癖がなおればもっと自己成長できる!」

そう思っている方はぜひ読み進めてください。

サボり癖のデメリットとメリットとは

サボり癖は怠慢やダメな人というイメージがあるかもしれません。

しかしサボり癖があることにも意味があります

ただダメと決めつけるのではなく、サボり癖によってデメリットとメリットを得ています。

サボり癖のデメリット

いつまでも目標が達成しない

サボるとは

怠けてするべきことをせずにやり過ごすさま。

とあります。

サボり癖があることで、「やるべきことをしない」のだから目標はいつまで経っても達成できません

毎日の積み重ねができず、いつまで経っても変わらないまま過ごしてしまいます。

目標達成ができないと悩んでいる方はこちらの記事で解説しています。

個人の評価が下がる(信頼がさがる)

仕事でサボり癖があると、周囲の人への負担が増え信頼を失います

そして「あの人はサボってばっかりだから信頼できない」と思われてしまうことも。

「やらなければいけないことをしない」と自分は楽なんですが、代償として周囲からの信頼を失うことにもつながります。

自己嫌悪になる

サボり癖がある人間は堕落していて何も感じてない楽観的な人ではありません。

「やらなければいけないことができない」事実を理解しているため自己嫌悪になることもあります。

「やっぱり自分はダメなやつだ」とか「やっぱり自分にはできないんだ」と苦しむことだってあります。

サボり癖があるために、自分自身まで否定してしまうことだってある

サボり癖のメリット

サボり癖にメリットなんてあるのか?と思われるかもしれませんが、メリットもあります。

労力をつかわずに済む

「やらなければいけないこと」をしないのだから労力をつかわないで済みます。

無理な仕事量を真面目にこなし続けると、最悪の場合過労になったりすることもあります

もちろんサボってばっかりいたら解雇されるかもしれませんが、無理をしないという意味ではサボり癖があることでバランスが取れることもあります。

環境の変化がない

「なにもしない」のだから変化がありません。

職場環境や人間関係の変化によって体調を崩したり、精神的に病んでしまう人もいます。

サボり癖があることで不要な変化を起こす必要がなく、穏やかに過ごすことができます。

考えること、悩むことが少ない

体を動かす、働くだけが人の体調に関わる問題ではなく”考えすぎること”も”悩むこと”も体調に大きく影響します。

サボり癖があることでどうすればいいか考えること、上手くいかないと悩むことから離れることができます。

サボり癖の改善方法とは?

サボり癖は人格の問題とされることが多いですが、もしかしたら過去の出来事から今の自分を守るために一生懸命頑張ることを避けているだけなのかもしれません。

  • 20代サボり癖があった同僚が30代で会社の社長になっている
  • 30代までバリバリ仕事をこなしていた人が40代ではサボり癖のある中間管理職になっている

生まれてから死ぬまでの一生サボり癖が続くことの方が稀です。

過去の出来事や、嫌な思い出がサボり癖に変わっていることがあります。

まずは自身がずっとサボり癖のある人生だったか、または一生懸命に頑張っていたときがあったのか?を思い返してみる必要があります。

夢中になれたときを探す

サボり癖をなおす第一歩が、夢中になれたときを思い出すことです。

幼少時代、学生時代、社会人になったときなど人生の中に夢中になっていたものを見つける必要があります。

  • アニメのキャラクターのことを全て調べて覚えた
  • クラブ活動に夢中になって全国を目指し毎日猛練習してた
  • 入試のために朝から晩まで寝る時間も惜しんで勉強に励んだ
  • バイトで仕事を早く覚えようと必死になって働いていた
  • 新卒の同僚の中で誰よりも早く出世しようと毎日仕事に励んだ

個人的なことでも、仕事でもいい。

今までに夢中になれたことを見つけてみましょう。

夢中になれたときが見つかったら、性格的な問題よりも夢中になったけど結果や評価が得られなかったことだと気づくかもしれません。

または無駄だと諦めたこと。

夢中になったことで嫌なことがあったことが原因の可能性が高いです。

サボることで得られているメリットがあることを知る

夢中になって妥協せずに頑張った結果、自分にとって大きなストレスがあったり嫌なことが起こったからこそ同じようなことに対してサボり癖で自己防衛している可能性があります

つまりサボり癖のおかげで、痛みや精神的に大きな苦痛を避けようとしているかもしれません。

先ほどの夢中になったときの例

・アニメのキャラクターのことを全て調べて覚えた

→ そんなことに意味はないから勉強しろと怒られた

・クラブ活動に夢中になって全国を目指し毎日猛練習してた

→ 才能のない人間が頑張っても無駄だと努力することを諦めた

・入試のために朝から晩まで寝る時間も惜しんで勉強に励んだ

→ 勉強ができても仕事ができるとは限らないとわかり無駄な努力をやめた

・バイトで仕事を早く覚えようと必死になって働いていた

→ 就職したら自分の意見や考えは聞き入れられず必死に働いても辛くなってきた

・新卒の同僚の中で誰よりも早く出世しようと毎日仕事に励んだ

→ 仕事ではなく、上司に気に入られた人間が出世して仕事を頑張ることがバカらしくなった

夢中になれたときのあとの「苦痛」を繰り返さないようにサボり癖が自己防衛している。

夢中になれたときを意図的に作り出す

サボり癖を止める方法は、夢中になれたときを意図的に作り出すことです。

そして苦痛と思っていることは本当に苦痛なことなのか?と客観的に考える必要があります。

夢中になれたときを意図的に作り出す方法は、夢中になっていたときを徹底的に思い出すことです。

  • 夢中になっていたときに考えていたこと
  • 夢中になっていたときの生活リズム
  • 夢中になっていたときの物事の見方
  • 夢中になっていたときの判断基準
  • 夢中になっていたときの優先順位
  • 夢中になっていたときの姿勢・声の大きさ

思い出した状態を次は意図的に作り出すことで、今夢中になれる状態を作り出すことができます。

下を見ない、上を見る

やるべきことをやってなくても、よくはならいけど悪くもならない。

そんな中間的な状態はサボり癖を呼び起こします。

しかしサボり癖を改善することで手に入る未来や生活、可能性や人間関係は今よりももっと人生を豊かにしてくれるはずです。

下を見れば落ち続けていきます。

上を向かなければ最低限の現状維持も、豊かな人生も手に入ることはありません。

サボり癖の改善に効果的だった体験談(方法)を紹介

僕自身サボり癖があります。

ここまでサボり癖をなおす方法を解説してこれたのは、何年もサボり癖に苦しんだ体験があるからです。

まだ完治したとは言えませんが、サボり癖をなおすために効果的だった方法をプラスで解説していきます。

寝る前、寝起きの自己宣言

1日の終わりと始まりに鏡に向かって「笑顔」をつくり、今日やるべきことを自己宣言する

寝る前の自己宣言は今日1日やるべきことができたか?の確認。

そして始まりの自己宣言は今日1日をどうやって過ごすかの再確認のためです。

何も考えずに寝ると何をしたのか忘れてしまいます。

そして何も考えずに起きて過ごすと楽なことを選ぶようになります。

終わりと始まりに自分自身に宣言をすることで、1日がサボって終わるのを防ぐことができます。

目標と目的をセットで見えるところに貼る

サボり癖が行動を阻害し、罪悪感や自己嫌悪を持っていても目的や目標は忘れやすいものです。

「絶対にやるんだ!」と思っても1週間もすれば忘れてしまってることも多かったので目標よ目的を座る位置の横に貼り出して毎日目につくようにしています。

サボることもできるけどサボらない理由を自分自身に刷り込むことで、無意識的な働きかけができるようにしています。

モヤモヤした感覚、やらなければという感覚が少しづつ増えていき行動に影響を与えるようになります。

完璧なんてない。PDCAサイクルを回すのみ

「やってもダメだ」という言葉や考え方はサボるための最大の言い訳です。

確かに1日や1週間の短い期間で「やって結果がでる」ことは少ないです。

過去に1年とか3年とか頑張っても結果が出なくて諦めた場合、行動する時間に関係なくすぐに諦めてサボり癖が出てきます。

そうならないように「結果はすぐに出ないからPDCAサイクルを回す」ことに集中するようにしています。

結果じゃなく、PDCAサイクルをすることを目的にすれば結果は関係なくなります。

現状の正しい把握

「どうせダメだ」というサボり癖のスイッチを入れないために、現状を正しく把握するようにしています。

「どうせダメだ」は感覚的で抽象的な根拠のない判断です。

どうせって何?

なんでダメなんだ?

現状はやり尽くした結果か?

できる方法は全て試したのか?

こうやって現状を具体的に把握すると、「どうせダメだ」がいかに現実でないかがわかります

現実的にまだまだ方法もやることもある。

理解できればサボっている場合じゃないと自分を動かす動機になります。

サボり癖があると自覚していればなおせる

僕は弱いです。

自分を律して目的や目標に向かって一直線に脇目も振らずに進めるような人じゃない。

だからこそサボり癖が邪魔をしたり、楽なほうを選んだりする。

でもサボり癖があると自覚していること、そしてサボり癖をなおしたいと思っていることが何よりも大切です。

自分は強い人間だと過信しすぎると、燃え尽き症候群になることもある。

ただ楽をしたいだけと思っていたら望んでない辛い人生が待っているかもしれない。

自分の弱さを把握して、なおすために行動することで急に変われなくても最終的にはなおすこともできるようになります。

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